全体を一冊で概観できる教材を用意!
理科が苦手な子にとって、一番大きな理由は「そもそも興味が無い」なのですが、次点の理由としてよくあるのが「どこがわからないかわからない」なのです。
生物・地学・物理・化学が入り乱れ、さらに例えば物理の単元内でも力学・電気・光と音のように全く異なる(ように見える)内容が混在してきます。
塾版テキストを使用すると、これらの単元が入り乱れ、さらに他単元での学習を前提とした内容が後に回されるため非常に複雑な配列となります。
小4・小5からカリキュラムに乗って学習するには使いやすいのですが、自分でどこかの単元を学習したいというときどこを読めばいいのかわからないんですね。
そこで必要になるのが全体を一冊で概観できる参考書です。
演習で間違えた内容、暗記していなかった事項のページに付箋をはる(いわゆる辞書引き学習法の応用です)形で使っていくとよいでしょう。
おすすめの教材としては1冊で全範囲網羅でき、カラー図版と索引の充実した学研の「?に答える! 小学理科」ですね。
?に答える!小学理科
【人気の小学参考書が改訂版にパワーアップ! 】 小学生が調べやすいように工夫された、メダカからAI(人工知能)までなんでものってるビジュアルたっぷりの用語集。
★「自分で調べる」習慣がつき, 知識が深まる・広がる・わかる!
★教科書で,塾で,ニュースで, 「?」と思ったら,すぐに調べられる!
★興味をひろげる「リンク」が充実。
★2020年からの新学習指導要領対応。
コアプラスやメモリーチェックのような問題集を使い、覚えていなかった事項をこの教材でチェック、付箋をつけていくというスタイルが確立すると学習は回りやすくなるはずです。
一問一答問題であれば、市販教材でなくてもこちらで無料プリントを配布していますので、よかったらご利用ください。
あと、付箋貼り学習法ですが、百均の安い付箋でやるとすぐにはがれてあちこちベタベタくっついてしまいます。(辞書引き学習法を断念する最大の理由がこれです)
ポストイットのフィルムタイプは剥がれない・丈夫・下の文字を隠さないという、このためにあるようなアイテムです。どうぞお試しください。