2019年 都立中高一貫校の東大合格者数
こちらは2019年の古い記事になります。
2020年の大学合格実績についてはこちら↓をどうぞ。
三鷹の大躍進に注目
小石川 16名↑(12)
都武蔵 8名↑(6)
桜修館 7名↑(5)
両国 5名↑(3)
三鷹 4名↑(0)
富士 3名↑(2)
白鷗 3名↓(6)
立川国際 2名↓(4)
大泉 (2)
南多摩 (5)
(カッコ内は前年度 大泉、南多摩は不明)
昨年東大合格者数が0だった三鷹から4人、しかも全員現役での合格。
2012年に三鷹は中学サッカーの都大会で優勝しているので、例年なら暁星や本郷、ともすれば麻布を目指していた子が三鷹に流れていました。
その子たちが順調に育ったのかな?
武蔵、桜修館も堅調。やはり中等教育学校のほうが併設型より成果が出ている感じです。
白鷗は昨年ができすぎだった(2011の白鷗ショック世代)感はあります。
小石川の現役東大進学率
今年の小石川は16人中15人が現役合格です。
合格16人程度、ですと都内では
私武蔵(22人)
巣鴨(21人)
都立西・渋谷教育学園渋谷(19人)
都立国立(16人)
世田谷学園・攻玉社(15人)
都立戸山・城北(12人)
あたりがライバルになりますが、武蔵は22人中12人が浪人、巣鴨・都立西・渋渋と比べても現役合格数は小石川の方が上になります。
人数だけでも上位ですが、小石川は1学年160人です。
私立校の多くが1学年に200~300人の生徒を抱えていることを考えると、その東大現役合格の割合、9.4%は結構驚異的な数字になります。
都内の高校で東大現役合格率が10%を超えているのは開成、筑駒、麻布、桜蔭、駒東、日比谷だけです。
筑附、海城が9%台ですから、いかに高い数字かわかります。
今後の展望
別記事で指摘したとおり、都立中高一貫校は私立一貫校に比べ、GMARCHあたりの合格がガクンと落ちるのですが、少しずつこの部分が変わってくることも想定されます。
これから卒業していくのは2011年の白鷗ショック、2012年の小石川初年度の実績を見て、都立中高一貫校への進学を決めた子達の世代です。
実績が出る前のフワっとした世代ではなく、ガチで勉強して入学してきた子が増えてきますので、最上位の子達だけでなく、中堅ラインも実績を残すことが期待できます。
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