約束記号・あまりの規則性(聖光学院 H24大問2)
整数Aを7で割ったときの商を、【A】で表すことにします。 たとえば123を7で割ると、商は17、余りは4なので【123】=17となります。同じように考えると【77】=11、【3】=0、【【123】】=2となります。
このとき、次の問いに答えなさい。
(1)【2012】を求めなさい。
(2)【ア】=212となるようなアにあてはまる整数すべての和を求めなさい。
(3)【【イ】】=12となるようなイにあてはまる整数のうち、最大の数と最小の数をそれぞれ求めなさい。
(4)【ウ】+【エ】=5となるような、ウ、エにあてはまる整数を考えます。
ウとエの和が最大になる(ウ、エ)の組をすべて求めなさい。ただし、ウはエよりも小さい整数とします。
このとき、次の問いに答えなさい。
(1)【2012】を求めなさい。
(2)【ア】=212となるようなアにあてはまる整数すべての和を求めなさい。
(3)【【イ】】=12となるようなイにあてはまる整数のうち、最大の数と最小の数をそれぞれ求めなさい。
(4)【ウ】+【エ】=5となるような、ウ、エにあてはまる整数を考えます。
ウとエの和が最大になる(ウ、エ)の組をすべて求めなさい。ただし、ウはエよりも小さい整数とします。
解法のポイント
(1)は単純な約束記号の問題です。
(2)では、まず約束記号の逆算が必要になりますが、ここで【】内の数の範囲についての規則性を見いだすことが(3)(4)のポイントになります。(2)では、範囲が指定できたら等差数列の和公式ですぐに計算しましょう。
(3)は【イ】をNとおいた場合の、【N】=12となるPの最大Lと最小Mを求め、【イ】=Lのときのイの最大値と、【イ】=Mのときのイの最小値を求めればよいことになります。
(4)は【ウ】+【エ】=5になるときの【ウ】と【エ】の組み合わせで場合分けしましょう。
例えば【ウ】=1、【エ】=4のとき、それぞれのウとエの最大値を求めればよいことになります。
(2)では、まず約束記号の逆算が必要になりますが、ここで【】内の数の範囲についての規則性を見いだすことが(3)(4)のポイントになります。(2)では、範囲が指定できたら等差数列の和公式ですぐに計算しましょう。
(3)は【イ】をNとおいた場合の、【N】=12となるPの最大Lと最小Mを求め、【イ】=Lのときのイの最大値と、【イ】=Mのときのイの最小値を求めればよいことになります。
(4)は【ウ】+【エ】=5になるときの【ウ】と【エ】の組み合わせで場合分けしましょう。
例えば【ウ】=1、【エ】=4のとき、それぞれのウとエの最大値を求めればよいことになります。
解答・解説
A.(1)287(2)10409(3)最大・・・636、最小・・・588(4)(6,41)(13,34)(20,27)
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